時計じかけのオレンジ出演:
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 2006-12-08
キューブリック作品で最もカルトな人気を誇る、ウルトラバイオレンスSF作品だ。
麻薬、暴力、盗み、暴行など、悪の限りを尽くす近未来の不良グループ。リーダー格のアレックスは、ある盗みの最中に仲間の裏切りで捕まった。その服役中に、悪人を善人に変える奇妙な洗脳実験を受け、暴力を嫌悪する無抵抗な人間となって娑婆に戻される。しかし、そんな彼を待っていたのは、かつて自分が暴力の対象にしていた者たちからのすさまじい報復だった。
アナーキーな若者の過剰なまでの暴力嗜好を、芸術的かつポップなセンスで大胆に映像化した。一度観たらとりつかれるほどの妖しい魔力に満ちた、永遠のバイブル作品だ。(山内拓哉)
変態映画? 2007-01-10
一歩間違えば死刑になりかねないような事を平気でやってきた凶悪な少年達のリーダーが、ついに逮捕された。
そして、凶悪なことや卑猥なことを考えただけで吐き気がしてしまうという「素晴らしい矯正」を獲得したモデルとして世間に送り出される。
この映画は描写があまりに常軌を逸しているので、一般には変態映画という、いかにもな誤解を受けています。
しかし、本作の命題は、実は我々が正常であると疑わない事柄に「目を覆いたくなるような行為」以上に異常性があるのではいかという強烈な問いかけにあります。
これを彼は35年以上前に発表したわけですが、命題がファッションや音楽ではないため、現在観ても昔の映画という印象を受けない点も注目に値すると思います。
SR理論をわざとらしくエキセントリックに用いることによって、正常の内包する異常性を暴いた作品。
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